魚豊先生による
ビックコミックスピリッツで
連載していた話題作
『チ。-地球の運動について-』
前々から勧められつつも
見る機会を失っており
ゴールデンウィークに
やっと拝見したのですが…
後悔しました。
もっと早く
見れば良かったです。
(でも私にとっては
今が見るタイミングだったんだとも思う)
特に信仰のある人は
この作品見てから
一生を終えないといけないと
断言したい気持ちです。
この作品の良さは
『作品本体を見ないと伝わらない…!』
と思う程
良さが重く多く深い作品なので…
(いやはやこんな作品初めてだわ…)
今回はネタバレ無しで!
レポをしていきます!
是非直接見ていただきたいので!!!
※私は今のところ
アニメのみ勢ですので
ご承知おきを~
あらすじは?

TVアニメの公式サイトによると…
15世紀のヨーロッパ某国
飛び級で大学への進学を認められた
神童・ラファウ
彼は周囲の期待に応え
当時最も重要とされていた
神学を専攻すると宣言
が 以前から熱心に打ち込んでいる
天文への情熱は捨てられずにいた
ある日
彼はフベルトという
謎めいた学者と出会う
異端思想に基づく
禁忌に触れたため
拷問を受け
投獄されていたというフベルト
彼が研究していたのは
宇宙に関する衝撃的な
「ある仮説」だった――
公式サイトより
…という
ストーリーになっています
公式PVでも
公表されているので
明記してしまいますが
ある仮説=地動説
のことを指しており
当時は
天動説が「真理」として
信じられている時代
となっています
…ということで!
以下
この作品の魅力を
ネタバレしない
ギリギリのラインで
攻めてみようと思います!
メッセージ性が怪物級に多い(歓喜

一番の押しポイントは
まさにココ!!!!!
メッセージ性の多さ!!!!!
私自身が元々
作品の良いポイントや
メッセージ性を感じる箇所を
敏感にキャッチしがちなんですが
脳内が大混乱に陥るぐらいに
深いメッセージ性が
多発していて
整理して言語化するのに
普段よりも
時間が必要でした…
どんなメッセージ性があるのか?
というと…
ネタバレにならないよう
詳細に書かないように
表現するなら…
…などなど…
今思い出せる範囲でも
ザッとこのくらいあります…
下記のレポ項目で
信仰者向けのメッセージ性も
まとめています!
…もしかすると
これらを見ながら
「…なんか薄っぺらくね…?」
「割と聞いたことある話だけど…」
「珍しくは無いメッセージ性な気が…」
と思う方も
いらっしゃるかもしれませんね…

しかし
言葉にすると
薄っぺらい
このメッセージ性たちが
「チ。」
という作品の中に
落とし込まれると
もんのすごい説得力と
揺さぶられる感情と
シチュエーションと共に
文字通り
ズカンズカンと
脳みそに
このメッセージたちが
ブチ込まれてくるんですよね…
(言葉悪すぎるんだけど
本当にそのぐらい衝撃的に
メッセージ性が悟らされる感じだったのヨ…)
例えるならば…

登山家が
「やっと登頂したぞ…!」
と涙しながら
山頂にいるシーンを見るだけよりも
登山家が
長い時間を経ながら
時には
日照りになり
雨が止まず
病気になり
食物が無くなり
獣に襲われ
傷を負いながら
涙し葛藤し悩み苦しみながらも
最後の最後に
「やっと登頂したぞ…!」
と涙しながら
山頂にいるシーンを見た時の方が
心に深い感情が生じるように…
(これ、分かりやすい比喩なのか?苦笑)
この作品
ほんとに見てこそ
その深いメッセージ性が
ドガンと感じられます…!
…ので
結論
どうか
早く見てください←←←
見ないと悟れない
感動とメッセージ性がある
作品です!!!!!!!!!!
キャラの深堀が生々しく深すぎる

この作品
外観的なキャラ立ちは
他作品と比べると
やや乏しいのですが…
1人1人のキャラの深堀が
尋常ではありません
作者の魚豊先生も

コンセプトがあるので
それに見合った
ストーリーとキャラクターが
同時にできるイメージです
と話されていて
※詳しくはこちらのYouTubeを参照
作品のコンセプトを決める
それが伝わる
ストーリーと
キャラクターを考える
自然且つ感情移入できる
ストーリーと
キャラクターでないと
読者はコンセプトを
感じられない
ストーリーや
キャラクターの
作り込みが
深くなっていく
…という過程を
恐らく踏まれて
作られた「チ。」は
結果
「このキャラの気持ち分かるなぁ…」
「この状況ならそう思うよねぇ…」
「そう行動しちゃうよねぇ…」
「うわぁ感動するなぁ…」
「人間って本当に汚い生き物だよね…」
という
穏やかだけれども
深く重たく
リアルなキャラクター達が
登場してくるものですから
もう
最高でしたよね
(大歓喜)


…私は正直
最近のアニメを見ながら
魅せるためだけの
アクションシーンが多かったり
キャラ立ち優先過ぎて
ストーリー展開が不自然だったりする
作品に出会う度に
「感動できたり
メッセージ性を感じるシーンが
少ないよぅ…😢」と
少々残念に感じることが
ありました
「チ。」はむしろ
アクション少なめで
ほとんどが会話劇の
メッセージ性重視の作品だったので
それゆえに感じられる
共感性の高いキャラに
本当に惹かれ感動しました…
後述している
オヤビンとコブンもまさに
伝えたいことを土台にしながら
作られている作品で…
これがオヤビンの良さだなと
いつも感じながら作品を作っています!
心に刺さる名言が多すぎる


前述した
メッセージ性は
心に刺さる名言の多さも
関連しており…
私の心に刺さった名言を5つ
紹介します…!
…まずは1つ目!


「ずっと前と同じ空を見てるのに
少し前からまるで違く見える」
「だろうな」
「え?」
「きっと それが
何かを知るということだ」
私も過去
自分が新しい知識を学び
認識が変わったことで
見るものの印象が
大きく変わったことが
何度もありました
自分の経験とも重なり
まさに『知る』とは
このことを言うんだなと
改めて感じさせられました
…続いて2つ目!


「君だって本当は
信じたいだろう?
この星は生きるに値する
素晴らしい何かだと」
この言葉も
過去の私が心の奥底で
感じていた言葉でした
生きることに希望を感じられず
早く死にたいと思っていた
学生時代でしたが
その心の奥底には
よりよく希望を持って
生きたいという思いが
あったことを
思い出させる名言でした
…次に3つ目!


「この世は
最低と言うには
魅力的すぎる」
上の名言とも重なる
言葉ですが
まさにその通りだと
思いました
理不尽なことが多く
正しいことをすれば損をし
誤魔化し不正を働けば得をする
無慈悲な世界だけれども
夜空の星の美しさや
朝日の輝かしさ
自然から感じられる
希望には魅せられてしまう
この世界…
「チ。」は
「やっぱりこの世界に
神様がいるのではないか」
と感じさせられる物語だな
とも思える名言でした
…続いて4つ目!


「目指すはただ1つ
…真理だ」
信仰者の私としては
この言葉
痺れました…
彼らが「地動説」を
探求しながら
根本的には
真理を知ろうとしたことを
強く感じられる
大好きなセリフです
…最後に5つ目!


「神様…
合ってるかもしれません」
このセリフも
信仰者だからこそ
響いたセリフですね(笑)
現代アニメで
ここまでハッキリと
神様と対話するシーンを
描いてくれていることが
ムネアツ過ぎました…
この最後の名言に関わる
一連のシーンは
CGMメンバーなら
誰でも心に刺さると思われます…!
(というかそういうシーンが
多すぎるのよ!!!!!(大歓喜
信仰者への推しポイントはココ!!!


信仰者だからこそ
受け取れるメッセージ性や
「分かりみすぎる…!」
という共感できすぎるシーンも
多発していました
どのようなメッセージ性が
あったのか
簡潔&ネタバレ無しで
表現すると…
…このような
推しポイントがあり…
現に私は
この作品を見終えてから
御言葉の聞こえ方が
良い意味で変わりました
特に
キリスト教が一般的ではない
日本だからこそ
作品を通じて
過去 聖書がいかに
正しく解釈されてこず
それ故に
不必要な人生の苦痛が
多かったのかが
痛切に感じられます
「魚豊先生は 実は
クリスチャンなのでは…?」
と強く思えるほど
信仰者の姿が
生々しくリアルに
メッセージ性も強く
描かれています
前述した農家理論の通り
直接見てこそ!
これらのポイントも
痛いほど悟れるので
結論
やはり
早く見てください←←←
(デジャブ)
これらの悟りポイントを
是非痛いほど感じたい!
という方は
見るしかない作品です!!!
【余談】オヤビンを作る自分への応援作品だった


あらすじにあるように
この作品は
「地動説」という
真理に触れることで
人生が変わった人々が
その説を追求し
伝えていこうとする流れで
ストーリーが進んでいきます
私はそのストーリーに
とても共感して
涙が止まりませんでした
…私も6年前から
オヤビンとコブンという作品を
原作者の麦わらさんと一緒に
YouTubeでアニメ化をしています
私自身が
オヤビンとコブンを通じて
神様の愛や
御言葉の意味を
前よりももっと
分かるようになり
生き方が変わり
「もっと多くの人に
この作品を見てほしい」
と思ったから
私はアニメ化の話を
作者の麦わらさんに
持ちかけました
それから6年間
何故か初心を忘れられずに
今までアニメを作っています
…自分でも何故初心を忘れないのか
本当に不思議です
でもそれはきっと
「この作品を通じて
誰かに伝えられる
感動と人生の変化が
必ずある」と
私自身が
確信しているからだと思います
その私の心が
チ。に登場する彼らが
人生をかけて
真理である「地動説」を追求し
伝えていこうとする姿と
重なって感じられ
そしてその思いが
広がって繋がっていく姿に
希望が感じられて
応援されているように感じられて
感動し
涙が出てきたように感じます
大きく見るなら
イエス様も
その弟子たちも
牧師先生も
チ。の彼らのような
感動と確信があったからこそ
命をかけて
御言葉を伝えていけたのだな
と感じられ
私もそのように
オヤビンとコブンを通じて
神様の愛と御言葉を
伝えていきたいと
感じました
まとめ -見てこそ御言葉の価値が正しく分かる-


私は
CGMの教会に通っていますが
聖書の勉強をしながら
同時並行で
「チ。」を見進めるのを
公式にしてはどうかな…?
…いや
むしろ
「チ。」を見ずに
聖書を学ぶことは
神様の御心に
反するのではないか…?←
…そう思えてしまう程
キリスト教の文化が薄い
日本の中だとしても
この作品を見ることで
学ぶ聖書の御言葉の価値が
もっと深く
もっと正しく
もっと重たく
感じられるのではないか と
とてもとても痛切に感じました
「深く考えさせられる作品を見たい」
「心を揺さぶられる作品を見たい」
「真理や信仰の貴重さを感じたい」
そんな方にオススメしたい
作品です!
是非是非ご覧ください!
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お急ぎください~!!!
公式あらすじPV
公式アニメサイト


オヤビンとコブン 公式サイト

